茶の湯 学びのハンドブック

『茶、こころの時間 』

茶の湯二十四節気 Tea for Mind 著:佐藤 宗雄
【2021.12改訂版】ペーパーバック

これからお茶を学ぶ人、学びを深めたい方のために。

茶の湯でこころを整える」をテーマに、日本人として知っておきたい茶の湯の成り立ちとその心のあり方と香道、華道、能、禅などの日本文化との関わりから、茶の湯のこころと四季折々の点前、さらには暮らしに取り入る方法まで。この改訂版ペーパーバックでは月々の点前にメモページを設け、普段の稽古の整理や備忘録としても活用できる一冊として仕上げました。

本書のSection4「茶の湯 二十四節気」では、一年を通した茶の湯のしつらえと持て成しを抹茶碗や茶入れなどの茶道具の写真を入れ、新たに解説を加えています。月ごとに点前のポイントとこころのあり方、禅語、茶花、季語がまとまっており、稽古の準備や指導にも活用できます。茶の湯を味わい、より楽しむためにお役立てください。

忘れかけていた大切なことを、一碗のお茶が気づかせてくれます。
こころ和らぐ静かなひと時、こころとこころの触れ合い、そして季節の移ろい、
時々の気持ちの動きをほんの少し意識することで、こころが整い自分の姿も見えてきます。

茶は、自分のこころと出会うための時間。
こころを静め、こころで感じ、こころを伝える方法を「茶の湯」が導いてくれます。

佐藤 宗雄 裏千家 己月会主宰
2021年12月 追記 2022年5月



茶の湯 学びのハンドブック
茶、こころの時間
茶の湯二十四節気 Tea for Mind
著:佐藤 宗雄 2021.12
【改訂版ペーパバック】 SIZE:148×210mm
オールカラー128P  1,870円(税込)
【改訂版電子書籍】1,200円(税込)2022年版

 茶の湯二十四節気「茶、こころの時間」はじめに

Tea For Mind

はじめに

Section1 茶の湯との出会い

 「茶道」と「茶の湯」
 「こころの時間」
 茶の湯で「自分の中の日本」と出会う
 茶の湯で「美」を身につける
 茶の湯を「五感」で味わう
 稽古の前に こころを準備する
  茶室に入る前に 7つの注意


 茶の湯二十四節気「茶、こころの時間」Section2 茶の湯と日本の伝統文化

Section2 茶の湯と日本の伝統文化

 茶の湯で日本文化を旅する
 香 雅の香と精神の香
   香りの記憶
 花 立て花から茶の花へ
   こころに咲く花 
 軸 禅との出会い
 菓子 江戸の和み
 型 型と日本文化
 庵 利休の風、こころの場所
   市中の山居

Section3 茶の湯の精神
こころを導いてくれる言葉「和敬清寂」

「和」調和・和らぎ 穏やかなこころ
「敬」謙虚・感謝 お陰さまの気持ち
「清」清潔・簡素 清々しく整える
「寂」静かなこころ ありのままを受け入れる


「茶、こころの時間」 茶の湯二十四節気

Section4 茶の湯二十四節気

茶の湯と二十四節気

二十四節気と五節句
人日  上巳 端午 七夕 重陽

二十四節気の点前としつらえ、禅語、茶花、季語

皐月の茶(五月)基本と向き合う
 茶楽一「季節」と「茶の湯」

水無月の茶(六月)時期を楽しむ
 茶楽二日本人の「美意識」

文月の茶(七月)茶事を体験する
 茶楽三「茶花」を生ける

葉月の茶(八月)水の役割
 茶楽四「清」と「水」

 茶の湯二十四節気 皐月の点前


 茶の湯二十四節気 卯月の点前


長月の茶(九月)こころで、お茶を点てる
 茶楽五5「香道」との出合い

神無月の茶(十月)余韻を楽しむ
 茶楽六 茶の湯と「エコロジー」

霜月の茶(十一月)炉開き
 茶楽七「茶室」の成り立ち

師走の茶(十二月)寒さも味わいに変える
 茶楽八「能」と茶の湯

睦月の茶(一月)相客に心せよ
 茶楽九「縁起」

如月の茶(二月)暖かいものは、暖かいように
 茶楽十「和」のこころ

弥生の茶(三月)侘び茶の風情を楽しむ
 茶楽十一1「礼」を身につける

卯月の茶(四月)春のしつらえ
 茶楽十二「真」「行」「草」

私の茶の湯の器
 抹茶碗 茶入 水指 香合 花入 蓋置
あとがき
参考文献

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茶の湯 学びのハンドブック「茶、こころの時間」二十四節気
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