茶の湯 学びのハンドブック
茶、こころの時間
茶の湯二十四節気 (2017)
茶の湯は、自分のこころと出会うための時間。
こころを静め、こころで感じ、こころを伝える方法を「茶の湯」が導いてくれます。
これからお茶を学ぶ人、学びを深めたい人のために、お茶との向き合い方や 知っておきたい茶の湯と日本文化の関わり、茶の湯を楽しむ方法を「楽の茶の湯」として綴りました。
茶の湯のこころとその世界観をイメージできるように、一年を通した茶の湯の持て成しとこころとの関わりを「茶の湯二十四節気」としてまとめた一冊です。
月ごとの点前をはじめ、茶花、季語、禅語など、これから茶の湯をとお考えの方や普段の稽古にお役立ていただければ幸いです。
裏千家 茶の湯 己月会主宰 佐藤 宗雄(So-U)
ペーパーバックになりました! 改訂版ペーパーバックでは月々の点前にメモページが設けてあり、稽古の整理や指導にも活用できます。 「茶の湯でこころを整える」をテーマに、日本人として知っておきたい茶と日本文化の関わり、茶の湯のこころと四季折々の点前、そして暮らしに取り入る方法まで。 |
茶の湯 学びのハンドブック
茶、こころの時間 茶の湯二十四節気
佐藤宗雄 sato so-u(著、絵)
Amazon Kindle版 1,200円
自分のこころと出会う一時…..
ゆっくり流れる時に、こころの静けさを感じ
茶の花に、思いをめぐらせ
漂う香のかおりが、こころを癒し
一碗のお茶に、こころを結ぶ
Tea For Mind…..茶は、こころの時間
こころのこと、日本文化のこと、そして季節のこと…。
茶の湯は、私たちが忘れかけていた大切なことを思い出させてくれます。
茶の湯に込められたこころを知ることで、茶の湯との関わり方や楽しみ方が見えてきます。
茶の湯 己月会(裏千家)主宰 佐藤 宗雄
2017年9月,2018年4月追記
Section1 茶の湯との出会い
「茶道」と「茶の湯」Section2 茶の湯と日本の伝統文化
茶の湯で日本文化を旅するSection3 茶の湯の精神
こころを導いてくれる言葉「和敬清寂」
Section4 茶の湯二十四節気
茶の湯二十四節気(季節と茶の湯の関わり)
五節句と茶の湯
月の点前と心得;月ごとの禅語、茶花、季語
皐月の茶(五月)基本と向き合う
茶楽1「季節」と「茶の湯」
水無月の茶(六月)時期を楽しむ
茶楽2「日本人の美意識」
文月の茶(七月)茶事を体験する
茶楽3「茶花を生ける」
葉月の茶(八月)水の役割
茶楽4「清」と「水」
長月の茶(九月)こころで、お茶を点てる
茶楽5「香道」との出合い
神無月の茶(十月)余韻を楽しむ
茶楽6茶の湯と「エコロジー」
霜月の茶(十一月)炉開き
茶楽7「茶室の成り立ち」
師走の茶(十二月)寒さも味わいに変える
茶楽8「能」と茶の湯
睦月の茶(一月)相客に心せよ
茶楽9「縁起」
如月の茶(二月)暖かいものは、暖かいように
茶楽10「和のこころ」
弥生の茶(三月)侘び茶の風情を楽しむ
茶楽11「礼」を身につける
卯月の茶(四月)春のしつらえ
茶楽12「真」「行」「草」
茶の湯の器とその銘に託したこころへのメッセージ
茶の湯の器は、こころを伝えるための道具でもあるのです。佐藤 宗雄 作品集