鉄線花、クレマチス
茶のこと、茶の湯のこと
茶の湯の花

日々の忙しさや喧噪の中で、ともすると自然の移ろいを忘れがちな私たち。茶花は、季節の今を切り取って見せてくれます。

自然と共にあることの大切さや今この瞬間の大事さを教えてくれる花です。

2017年7月の茶花
軸:直下三千丈
花:木槿
花器:山移り So-U作


茶の湯の花、木槿

茶花一覧 月の茶花

睦月蝋梅(ろうばい)水仙寒椿
如月雪柳ふきのとう満作
弥生白木蓮れんぎょう山吹
卯月牡丹都忘れ空木(うつぎ)
皐月菖蒲鉄線海老根
水無月山紫陽花二人静木槿(むくげ)
文月露草待宵草蛍袋
葉月女郎花山不如帰桔梗
長月秋明菊我木香桔梗
神無月藍蓼りんどう紫式部
霜月石蕗(つわぶき)山法師娑羅双樹
師走南天万両寒菊
茶の湯 学びのガイドブック「茶、こころの時間: 茶の湯二十四節気」著 佐藤宗雄より、抜粋



こころに咲く花

千利休の教えの中に「花は野にあるように」とありますが、花の格を考え、その花を自然の有り様のままに生けるというのは、とても難しこと。

せめて私たちは、手にした草花のいのちにこころを寄せ、その「いのちを生ける」という気持ちを大切にしたいものです。

茶の湯の花、サザンカ12月の茶花 山茶花 花器:So-U作

生けた草花のつぼみが開き

はらりと花が散る無常の音を聞く

草花の瞬間、瞬間の輝きが

見るものにいのちの尊さを気づかせてくれる

咲くもよし、散るもまたよし

茶花とは、傍らにあるいのちに気づき、そのいのちと向き合うことに意味があるのです。

2018年12月9日 佐藤 宗雄

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